札幌に帰ってきました
1週間ぶりに家に帰ってきました。何となく家の匂いが気になってしまって、台所の排水溝掃除をしてしまったぐらいには元気です。
この1週間は長崎に行っていました。親戚の用事もあったのですが、友人の好意で長崎を回ってきたのでした。かなりゆとりのあるスケジュールを組んでくれたので、心配していた体調も問題なく。友人には感謝の言葉しかありません。ご飯も美味しく、普通に食べられることの有り難みを感じながらの旅路でした。
旅の目的は、長崎の隠れキリシタンについて学び、聖地を回ることでした。元々興味があり、せっかくの機会なので訪れることにしました。今回は友人が仕事でよく訪れ、土地勘のある平戸周辺に行ってきました。
生月島の博物館でじっくりと島の産業や歴史を勉強しました。
平戸市切支丹資料館にも行ってきました。
平戸市切支丹資料館公式サイト|かくれキリシタンの里・根獅子ヶ浜
生月島とはそこまで距離が離れていないのですが、慣習も微妙に異なっていました。
そして、聖地のガスパル様にも行って参りました。
率直に、行ってきて本当に良かったです。行く前はどんな所だろうとワクワクする反面、少し緊張もしていました。子供のころ、歴史の授業で習った舞台。悲しく辛い、苦難の舞台です。私が行って良い所なのだろうかと。
博物館で色々資料を見た時はその緊張の気持ちが強まっていたのですが、実際に聖地を訪れてみると、すごく静かな祈りの場所になっていました。地元の人たちも本当に優しく、ご先祖様の体験談なども話してくれました。
殉教の地ではありますが、幕府の役人たちを憎まずに神の元に行った司祭や信者たち。今も私たちを見守ってくれているような気がしました。今も多くの信者や神学生が訪れているとのことで、祈りのパワーが集まった土地になっていました。
自分の気持ちも落ち着いて、整理されていくのを感じました。今回は平戸周辺にしか行けなかったのですが、地域によって信仰の形や歴史も異なるので、次は五島列島や島原地方などにも訪れたいなと思います。
こちらの聖地巡りの模様は、札幌の友人にレポートを書いて提出しようと思うので、別途まとめようかなと。ここに載せるかはちょいと未定です^^
旅の道中に恩田陸さんの「メガロマニア」を読んでいました。すごく良い紀行文です。おすすめ。
他にも、長崎県内の有名な所にも足を運んできました。
波佐見焼の本場、波佐見町へ。日曜日だったのでほとんどの工房は閉まっていて、写真の白山陶器もお休みでした...でもいくつか購入してきたので、発送した荷物が届き次第ご紹介できればなと思います。
たまたま予約も取れたので、なんとここにも行ってきました。
そう、軍艦島です。世界遺産登録への取り組みも盛んでしたので、上陸ツアーは非常に盛況でした。海外からの観光客も多かったのが印象的です。こちらも写真がたくさんありますので、近々載せられればと思います。
紫陽花の咲き誇る長崎、長崎を出発する日がちょうど梅雨明けでしたので、本当にぎりぎりのタイミングだったかなと思います。
今日はゆっくり休みます。旅の疲れは意外と残っていますからね。明後日くらいに荷物が届くので、それの整理をしてと。
ブログも通常通り更新できればと思うので、引き続きよろしくお願いします!