油そばとフランス絵画の夢
今日は通院の日。休職から復帰する方向でお話をしてきました。
せっかくなので、昼食がてらぶらぶら散歩することに。
ランチは油そば
まずはお昼ご飯。大好きな油そばを食べに、in EZOへ。
市内で油そばを出すお店はちょこちょこ食べ歩いてきましたが、ここのお店によく行きます。米風亭、吉山商店、たおか、またたび餃子、などが市内では有名でしょうか。
濃いめの味付けで、煮干しの風味が美味しい。サイズは大・中・小あるのですが、私は今回は小にしました。これに追い飯を付けてもうお腹いっぱい。味が濃いので、ちょっと足りないかな?くらいのサイズでちょうど良いです。
北海道立近代美術館へ
このあとは大好きな西側方面をぷらぷらと。買い物をする気にはなれず、当ても無くふらふら歩いているとこちらの看板が見えてきました。
北海道立近代美術館で「夢見るフランス絵画」が開催中でした。
印象派、エコール・ド・パリの時代のフランス絵画の展覧会。
普段は現代美術ばかり見ているので元々興味は無かったのですが、これが大当たりでございました。
ちゃっかりポストカードを購入して自分に手紙を書きました。自分への手紙の詳細はこちら↓
nononakahinonaka.hatenablog.com
マリー・ローランサンです。当時流行したのもわかる、華やかさと透明感。
ポストカードだとイラストレーションぽいですが、生で見ると、女性が纏う花の香りまで描かれているようで素晴らしかったです。展示作品はこれじゃない方が良かったのですが、リストを貰ってくるのを忘れるという失態でごわす。
何だか、このようなことを書き殴った気がします。
- モイズ・キスリングの人物画は3Dのようでそのモダンさに驚いた。
- ラウル・デュフィはテキスタイルをやっていたというのもあるけど、ホントまるでツモリチサトだった。
- モーリス・ド・ヴラマンクが佐伯祐三に与えた影響を彼の絵画から実感した。見えない先の道が語る、言い知れぬ不安。
- モーリス・ユトリロの風景画は、特に色彩の時代の鮮やかな色使いに胸を打たれた。あんなに悲しい生い立ちなのに、彼というフィルター越しのパリはとても優しく美しい。
などなど。破滅の道へ進んだ画家もいたのだけど、彼らが絵を描いていた一瞬の集中力や執念を思うと、泣きそうになりました。
夏の花を求めて
そのあとは大通駅までぶらぶら散歩。10丁分あるので、かなりの距離。良い運動になりました。
途中で立葵の群れに見つめられる。
夏と言えばこの花です。艶やかなピンク色が大好き。
西13丁目の札幌市資料館の裏手。紫陽花がこんもりと道にはみ出しています。
こちらは枯れかけでしたが、最近雨が続いていたので、元気な紫陽花をあちらこちらで見かけます。
最後に
ぶらぶら散歩して、花の写真を撮り歩いているだけでもかなり良い気分転換になります。 ちょこちょこ出歩くことを忘れないようにしよう。
ではまた次回。